⑪番タイトルホルダーは、菊花賞を0.8秒差で快勝した後の有馬記念では、絶対的に不利な大外枠⑯番からパンサラッサの番手でレースを進め、4コーナーから進出、最後は力尽きて0.5秒差の5着と敗れたものの実力は断然という内容でした。
ここは、メンバー的に実力的にも抜けていますし、先行馬が少なく、かなり楽なレース展開も予想されます。
断然の人気ですが、逆らうことは難しいと思います。
もし、逆転するとしたら、タイトルホルダーの目標はまだ先なので、調整不足が露呈した場合、中山コースが得意で好位から差す脚がある⑭番
ウインキートスの出し抜けを狙う戦法だとは思います。
興味深いことは、⑫番アサマノイタズラに今回騎乗する横山武史騎手が、どこまで本気で自ら菊花賞馬に導いたタイトルホルダーに挑むかです。
末脚が武器の馬ですが、前走までのように後方でじっくり構えていては、頭まで取ることは不可能です。
このことは武史騎手が一番知っているわけで、いつもより前づけ、あるいは早めの仕掛けなどが積極的に勝負を挑むかどうかです。
個人的には、以前に世話になっていようが、実兄が騎乗していようが関係なく攻めてくるのではと予想しています。
レースが動いて紛れが生じてきた場合、人気薄(当日8時現在、単勝オッズ40.4倍で11番人気)で狙ってみたいのが⑧番クレッシェンドラヴです。
既に8歳馬となっていますが、かつての実績から、このメンバーなら馬券圏内に入ってもと思いますし、午後から雨が降って重馬場になれば、ステイゴールド×サドラーズウェルズの血が騒ぐという期待感があります。
前走、半年振りのAJCC杯で騎乗した津村騎手のレース後のコメントに
「もう少し距離が伸びた方がいい」ということから、今回の距離延長もプラス材料と考えます。
馬券のまとめ
⑪番+⑧番と⑭番+⑧番2頭軸による3連複総流しバクダン作戦
と、
⑧⑪⑭番ボックスの3連単マルチ
それに
この3頭の馬単マルチも購入します。